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Diary

2008/02/08 (金)

生きていられたのが不思議な状態で病院へ担ぎ込まれ
大きな病院へ転院し、いま坊主頭の患者さんばかりの病棟です。
今のところ髪がはえてるワタシは場違いな感じ。
次に出血をしたら命に関わるということで
月経をなくす注射をうちました。
いざ、子供が産めないといわれると
実は子供欲しかったんだなーとしみじみ思います。
もう遅いけど。ごめんね かーさん、です。

余命を宣告されて 泣いて泣いて 寝ても覚めても悲しくて
今だって、泣かないかつったら やっぱり泣いちゃうし
でもどんなに悲しくてもご飯を食べて夜は寝る。
骨髄ドナーを探して、抗がん剤使って、ハゲになってでも
いきていかなきゃ、です。

どうすんのよ今後!?
そう簡単には死ねない。動機が不純だろうが嘘くさかろうが
生きたい執着や執念があればそれでいい。

病室に雑誌の仕事持ち込んでます。
「なにをやってるひとですか?」に
答えるのも面倒なので
適当に流していたら「犬の服を作ってるらしい」と噂がまわってました。

カーテンをしめきって作業しておりましたら
担当医(女医)が背後から
「それはリカサイズですか ブライスですか」と言う。
「!!! なんで?ご存知なんですか?」とききかえしましたら
「持ってます、が、自分はもっぱらSDです」とのこと。
人形者による人形者のための血液内科。
どこにでもいるのねーと感心しきり。
カオル「ゴスですか?」女医「ゴスです」両者「あはははははははは」


週末から連休、外泊の許可がおりたので一時帰宅です。
出血しないこと、転ばないこと、感染しないこと
等、条件はてんこもり。
病室にPCを持ち込んでもいいというので
ネット回線どうやってつなぐのか、から調べなくちゃ です。
めんどくさいーーーーー
(ミクシーより移植日記)

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